恐ろしい国

なんでこんなに急に寒くなるかなあ・・・
ついこの間までクーラー付けてたのに。

さてここ最近暗澹たる気分になる出来事が多い。
まずはLGBTに喧嘩を売って炎上したあげく廃刊となった新潮４５。
まず、わたしはこの記事のほとんど全てを読んでいない。
なので書いていいもんかちょっと迷ったのだけど、まあ俺のブログなんだからいいかってことで。
少数派、マイノリティ、左翼、言い方は何でも良いのだがよってたかって一つの雑誌を
廃刊に追い込むという、これは正常なことですか？
「戦争反対」とデモ活動をしている連中が実は最も好戦的、という見え方があったりするが
たぶん今回叩きまくった人たちはその種の人たちと同族ではないかと思う訳で・・・
曲がりなりにも言論誌なのだから問題があるのなら言論で戦うべきだったのでは？
それを存在そのものを認めないとして廃刊に追い込むというのは
いつまで経ってもなくならない「いじめ」の構造と同じでは？
みんなでいじめたので罪の意識はほとんど無く自殺した子供だけが残される。
今回の件は悲しむ遺族に相当する人がおそらくいないのがせめてもの救いだと・・・

わたしはこの雑誌、佐伯啓思って人の記事が割と好きでごくたまに買ったりしていたのだが
まあ何にせよ言論発表の場が一つ失われたと言うことは間違いない。
いかにもうそう長くない雑誌だったとしても・・・

で、貴乃花問題。なにがホントなのかもう全く分からない。
が、ここ数十年、少なくとも平成の30年で考えても協会に問題があることは
おそらく間違いないとわたしは思う。
そもそも相撲はヤクザと神社仏閣が手を取り合って儲け山分けの興業を行ってきた物で
透明性なんてものは初めから無い。公益法人とか噴飯ものなのだ。
書類に不備があるので出し直せ、これも上述の「いじめ」そのものではないか？
私自身は貴乃花を応援したりと言うことはないのだが、もう白旗上げて
辞めますと言っている人間をまだいじめ抜きますか？さすがに愚劣極まりないとは
考えないのでしょうか？人間性を疑います。

安倍一強と言われて久しいですが、与野党の薄汚い罵りあいが悪い形で一般の社会にも
波及してきているのだろうか？なんだかそんな気さえしてきます。
恐ろしい嫌な国になって行っている、そんなことはないですかね？