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自然エネルギーのうそ [科学・技術]

このところ耐えられないようなニュースが多い。
このブログはあくまで個人的な日記のつもりで書いているので
意図的にそういったつらいニュースは書かないようにしているのだけど
ホントに許されないと感じることが多い。何かがおかしい・・・

さて、プレジデント・オンラインに面白い記事が載った。
まあどこの会社も中立ということはないので話半分という部分はあるのだけど・・・
http://president.jp/articles/-/25265
この記事なのだが、まあ有り体に言うと自然エネルギーに過度な期待はダメよ、というもの。

記事の中に太陽電池パネルの寿命は基本10年という記載がある。
大学時代、太陽電池で発電して個体セルで水素作ってMH合金に貯蔵する・・・という実験をして
会社員になってからは半導体企業で働き、今はリストラされて無職のニートという
あまり笑えない経歴の私でも太陽電池が大体10年でまともに発電出来なくなるということは
知っている。半導体というものはそう言うものなのだ。
一日中直射日光にさらされて10年もてば立派なものだろう。

記事の主眼は「なぜ自然エネルギーは普及しないのか?」というもので太陽発電だけを
取り上げたものではないけれど、まあ家の屋根に太陽電池を乗せるのは相当な覚悟がいるよ、という
話である。
時々電話のセールスがかかってきたことがあったが、全部理詰めで撃退した。
その程度の知識はまああるので・・・
で、なぜ普及しないのか?ということについてはエネルギー密度が低すぎるから・・・という
ことらしい。まあそうだよねえと思う。風力とか潮力とかあり得ないと思いますし。
まだしもましな水力発電でも油を燃やす場合に比べたら何万倍もの効率差があるわけだ。
そして太陽発電はその水力発電のさらに5倍以上の面積が必要と。
まあ、こんな記事である。要するに自然破壊が進むだけだから普及しない、ということ。

じゃあどうすればいいの、という問いには答えないあたりが言いっ放しの学者にありがちな
話だが核に匹敵するエネルギーを誰かが見つけてくれるのを待つしかないのかなあ・・・と
凡人の私にはその程度。

ただ一つ言えることはエネルギー効率を上げる努力をこれからも続けること、だと思う。
おそらくだけど電気自動車が普及する日は来ないと思っている。
ハイブリッド車はエネルギーの無駄遣いだと思っている。使っていない方はただの重りだから。
じゃあ燃料電池車?と言っても簡単ではない。
となるとエンジンの効率をさらに上げるしかないんじゃないの?と・・・
たぶんもう限界まで来ているのかも知れないが、それでもまだ100年くらいは無理だと
思うんだなあ・・・

mainimg.jpg
黒部ダムの貯水量は2億立方メートル、これだけあっても出力は30万kW
やさしくないよねえ・・・

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