緊張感

現在、国際的な話題といえば自称イスラム国（IS）の一件と思うのだが
ニュースを見ていて若干気になることがある。

安倍晋三、菅義偉がぶら下がりの度に言う「緊張感を持って」という言葉。

わたしは昔から根性曲がりで皮肉屋なので（認知症になる確率が３倍も高いという研究結果がでたらしい！）
いや〜な見方をしてしまうのだが、今回の一件におけるネット上の書き込みをみると
かなり辛辣な書き込みが多いように思うのだ。
「危ないことがわかっていて出かけていって、捕まって、身代金とか何それ？」的なものだ。
特に湯川某については相当ひどかった。後藤某についてもおおむね似た論調が決して少なくない。
さらに母親と称する女性が演説をぶったわけだがこれがまた良くなかった。
半分以上が原発反対の演説なのだ。正直なんなのこの人と思った人もそれなりにいただろう。

この空気、もしかすると内閣官房や外務にもあるのではなかろうか？？と思ってしまうのだ。
ようするに「なんだよな、こいつらよ〜頭いて〜な」的空気だ。

もしそうだとすれば、あえてことあるごとに「緊張感」を口にするのもなんとなく肯けてしまう・・・

もちろんまっすぐな見方をすれば軽率な行動発言で救出活動に支障が出ないように気をつけて、とか
ネットによる情報発信が主であるので見落としのないように・・・ということだとは思うが・・・

どういう結果が待っているのか、全くわからないが、今回の一件で日本が欧米の端っこに付け加えられて
なおかつイスラム諸国との間にいやな空気が流れることになったのは間違いなく
そう言う意味ではかなり痛恨の出来事になってしまったのは非常に困ったことだな・・・と思う。