ロボットの税金

今日もひどい突風で暖かかったり冷えたり体に悪いですね。
札幌に住むいとこから昨日電話があり、お母さん（私にとっては叔母）がいよいよ危なくなってきた、とのこと。
おそらく一ヶ月程度か？ということで、すまないが準備だけはしておいてくれ、と。
だいぶ前から認知症で介護状態だったが、今回は内科的なことでほとんど食べられなくなってしまったらしい。
今は点滴でなんとかしのいでいるが、長くは持たないだろうということだった。
リストラされるちょっと前あたりからバタバタッと叔父、叔母が鬼籍に入る状況が続いていて（我が家も含めてだが）
いとこ連中はここ数年厳しい状態にある。ピンピンコロリは一人もいない。
数年の介護の後、なので精神、体力ともに削られる。

昨日かな？つらつらネットのニュースを見ていたらなるほどねえ・・・と思うものを見つけた。
ビルゲイツのインタビュー記事だったがロボットの労働にも税金をかけるべきでは？というもの。
要はロボットが働いた分に支払われるであろう対価に所得税をかけるということだろうか？

そうすれば、ほんとにロボットにやらせるべき仕事か人間がやるべき仕事か、そのあたりの今後の労働の移行が
もっと緩やかになって充分考える時間が出来るだろう・・・みたいな内容だった。
特に、介護分野などは十分な検証が必要だから、とかなんとか。ちゃんと読まなかったので間違いがあるかも。

なるほど頭のいい人は考えることが違うのだなあと思う次第。
ここ数年言われている同一労働同一賃金の話、個人的にはあまり声高に言わない方がいいんじゃないの？と
思っていた。じゃあロボットがその仕事をやったらおそらく人間の数分の一のコストで済むはずで
人間の給料もそこに合わせていいの？ということにはならないか？と思うのだ。
技術が進めば全くあり得ない話ではないだろうと・・・

なので同一労働同一賃金の考え方にはいささかの違和感があった。
ロボットの労働に税金という話はきっとこのあたりにも影響を及ぼすと思われるので
日本もこの話、真面目に考えてみるのもいいんじゃないか？なんて読んで思いました。